ITエンジニアはやめとけ?|理想と現実を比較してみた【転職前に読んで】

Career Note

こんにちは!
現役エンジニアのshin.logです!🐱

未経験からエンジニア転職を果たし、
日常の気づきや学びをブログを通して発信しています📝

さまよい子猫
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SNSで見たけど、エンジニアって
手に職だし、自由に働けて給料もいいんだよね!

shin.log
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(これはまずいやつだ、、、)
そういう側面もあるけど、ちゃんと現実も見てみようね!

「在宅ワークでゆったり開発」
「AIとか最新技術に触れて毎日が充実」
「手に職つけて、どこでも働ける」

──ITエンジニアって、なんか夢あるよな。
そう思ってるあなたへ。

たしかに、エンジニアは夢のある仕事です。
でもその前に、ちょっと立ち止まって“現実”も見てほしい。

実は…
Slackの通知が止まらなかったり、
思ってたよりExcel作業が多かったり、
勉強し続けないと一瞬で置いていかれたりします。

とはいえ、それでもエンジニアを選んだ方がいい理由もちゃんとあるんです。

この記事で転職前の不安をスッキリさせて、
「ちゃんと納得して一歩踏み出せる」ようになるはずです。

今回の記事でわかること

「思っていたのと違う」を防ぎ、現実的な期待値を持てる
・SNSに踊らされず、落とし穴や現実のギャップを理解できる
・エンジニアが魅力的な理由と、キャリアとして選ぶ価値がわかる

ITエンジニアの理想と現実

shin.log
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ネットの情報ではいいことしか
書いてないことが多いよ!

さまよい子猫
さまよい子猫

そうだよね、、、
しっかり読んで理解するよ!

エンジニアになると、
「働き方は自由で、いつでもどこでも働ける!」
「手に職をつけて、給料もアップ!」
「自分に合った仕事を選べる!」

本当にそうでしょうか??

現役エンジニアの私が、
ITエンジニアの理想と現実を解説していきます!

働き方編|自由に、いつでもどこでも仕事ができる?

理想:のんびり在宅&カフェでMacを開いて仕事できる
😓 現実:時間が決まっていたり、外での作業NGなことも普通にある!

「エンジニアって、在宅で自由に働けるんでしょ?」
「好きな時間に、好きな場所で仕事できるんじゃないの?」

──こんなイメージを持っている人は少なくありません。
確かに、リモートワークOK・フレックス制度ありの職場も増えています。

でも、すべてのエンジニアがそんな環境で働けるわけではありません。

実際は、時間が決まっている現場も多い

特にSES(客先常駐型のエンジニア)や派遣契約では、
就業時間が9:00〜18:00などでしっかり決められていることが一般的です。

コアタイムなしのフレックスなどは大手(富士通など)や
モダンなベンチャー企業が多いのが現状です。

shin.log
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未経験から入れる会社で
フレックスなどは実現が難しいよ、、、

 外で仕事できない案件も、実はたくさんある

「スタバでMac開いてコードを書く」なんて憧れのシーンも、
実際には案件次第でNGなこともあります。

その理由はずばり、情報漏洩リスクがあるから。

エンジニアは日常的に機密情報を扱います。

  • 顧客の個人情報
  • 企業のシステム構成図
  • 開発中の新規サービスの仕様書 

これらが外部に漏れると、
最悪、契約打ち切りや事業停止のリスクにもつながります。

そのため多くの企業やクライアントは、
「作業は社内ネットワーク内か、自宅のセキュリティが整った環境でのみ許可」
というルールを設けているのです。

技術イメージ編|華やかにAI…じゃないことが多い

理想:AIや最新技術を駆使してバリバリ活躍!
😓 現実:実は現場では、枯れた技術やExcel, Wordも普通に使う!

「ReactやNext.js、ChatGPT APIで爆速開発!」
「トレンド技術を使いこなすエンジニアってかっこいい!」

そんな“つよつよエンジニア像”に憧れる人も多いのではないでしょうか?

実際、AIやモダン技術を使うプロジェクトもありますし、
スキル次第でそうした現場に入ることも可能です。

でも、未経験からいきなり
最先端の現場に入れることはむずかしいです、、、

安定性重視で「枯れた技術」が使われることが多い

実務の現場では、新しさより「安定稼働」や「保守性」が最優先されます。

  • アップデート頻度が高すぎるライブラリは、運用負荷の原因に
  • 技術選定で迷ったら「過去の実績がある=枯れた技術」が採用される
  • 結果、「Java+JSP」「jQuery」「VBA+Excel」などが根強く使われている

古い技術というのは、
それだけ時代の変化に耐えてきたことの裏返しです。

モダン技術 ≠ 常に正解。現場の都合も大きい

モダンな技術はそれなりに扱いが難しかったりします、、、

  • モダンな技術はトレンドが変わりやすく、アップデート対応が大変
  • メンバー全員が新技術に精通しているとは限らない
  • 教育コストや開発スピードを優先し、あえて昔ながらの構成を選ぶことも

つまり、最新技術を使わない=レベルが低いわけではないということです。

さまよい子猫
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どうせなら最新技術がいいと思ってたよ、、、

shin.log
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枯れた技術を使いこなすことで
最新技術のキャッチアップも楽になるから頑張ろうね!

スキルと学習編|「一度覚えたら一生モノ」は幻想です

理想:スキルさえ身につければ一生安泰!
😓 現実:技術は常に進化!学び続けないとすぐに置いていかれる、、、

「エンジニアって“手に職”で安定してるんでしょ?」
「一度スキルを覚えたら一生食っていけるんじゃないの?」

そんな風に思っている方も多いかもしれません。

でも──現実はまったくそんなに甘くありません。

技術の進化スピードは加速していく

ここ数年を振り返っても、

  • 数年前は「AIで何か作る」なんて遠い話だった
  • JavaScript界隈のフレームワークは毎年新顔が登場
  • DockerやCI/CDなど、5年前には一般的じゃなかった技術が今は標準化

IT業界は、「昨日までの常識が明日には通用しなくなる世界」です。

今ある技術も、いつまで求められるかは不明

たとえば、過去に流行った技術やフレームワークが、
今では“レガシー”扱いになっているケースもしばしば。

一時期、現場で大量に使われていた技術も、
数年で廃れて求人が激減することもあります。

つまり、「今のスキルにあぐらをかいていると市場価値は下がる」ということ。

大事なのは“学び続ける習慣”と“技術への好奇心”

エンジニアに向いている人の特徴は、
新しい技術にワクワクできるかどうか。

興味ない分野を勉強し続けるのは苦痛ですからね、、、笑

  • 興味のあるライブラリを自分で試してみる
  • 勉強会や技術系YouTubeを見るのが苦じゃない
  • トレンドに乗るというより、学ぶこと自体が楽しい

この感覚がないと、
正直、エンジニアとして長くやっていくのは厳しいかもしれません。

shin.log
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逆にいうと、
「努力がキャリアや収入に直結しやすい業界」とも言えるよ!

案件と職場編|理想の現場に配属されるとは限らない

理想:自分に合ったホワイトな案件・職場で働ける
😓 現実:忙しい現場や“案件ガチャ”は今でも普通にある

最近では、「ITエンジニア=ホワイト職種」
という印象を持っている方も多いかもしれません。

  • リモート可
  • 働き方の自由度が高い
  • 残業少なめで年収も安定

たしかに、そういった職場や案件は“存在はします”。
でも、「そこに自分がアサインされるかどうか」はまったく別の話なんです。

案件ガチャは今も健在です

特にSESや派遣、受託開発のエンジニアとして働く場合、
「次にどんな現場に入るか」は自分で選べないことも多いです。

  • 予定していた案件が直前でなくなる
  • スキルマッチングより“空きがある”かどうかで決まる
  • 希望を出しても通らないことも珍しくない

俗にいう「案件ガチャ」があるのは、今も変わっていません。

炎上案件や休日出勤が必要な現場も…

中には、

  • 納期がギリギリな状態でスタートする「炎上確定案件」
  • 土日対応が必要な保守・運用系の案件
  • 長時間労働が当たり前になっている文化の職場

といった、忙しさMAXな環境に当たってしまうことも。

運悪くそういった現場にアサインされた場合、
「思ってたITエンジニア像と違う…」と感じることも少なくありません。

エンジニア転職の情報発信では、
「ホワイトな職場でゆったり働ける」イメージが強調されがちです。

でも現実は、希望がすべて通るとは限らないので
そこまで期待しすぎないようにしましょう、、、

さまよい子猫
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スキルや経験を身につけていったら、
選べる側にもなれるみたいだよ!

業務内容編|「コードだけ書ければいい」は甘い考え?

理想:ひたすらコードを書いていればOK!
😓 現実:ドキュメント作成、会議、報告など“非エンジニア業務”も多い

「エンジニアって、黙々とコード書くんでしょ?」
「技術さえあれば人と話さなくてもやっていける仕事じゃないの?」

──そんなイメージ、持っていませんか?

たしかに、コードを書く時間は仕事の中心のひとつではありますが、
実際の現場では、それ以外の“非エンジニア業務”が意外と多いんです。

よくある「非エンジニア業務」とは?

  • 設計書や仕様書などのドキュメント作成
  • チームやクライアントとのミーティング(MTG)
  • タスクの進捗報告や日報の提出
  • お客様との要件定義・すり合わせの会話
  • チーム内でのレビューや相談対応

むしろ、「コードだけ書いて終わり!」なんて案件の方が少数派。

“開発者”であると同時に、
チームの一員として動くことが求められる職業なんです。

なぜ“人との関わり”が多いの?

理由はシンプルで、
エンジニアの仕事は「モノづくり」だからです。

しかもそのモノ(=システムやアプリ)は
必ず誰かのニーズに応えるものであり、

関係者(上司、PM、デザイナー、営業、クライアント…)
との連携は不可欠です。

「誰に、何を、どのように届けるか」を明確にするためには、
自分の作業だけで完結することはまずありません。

「黙々と一人で仕事したいからエンジニアになろう」と思っているなら、
その理想は現場で打ち砕かれる可能性大です。

もちろん、開発に集中できる環境もありますが、
どんな現場でも“人と関わる瞬間”は避けて通れません。

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適切なコミュニケーションが
できることも武器になるよ!

それでもITエンジニアになって良かったと思う理由

さまよい子猫
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現実を見た気がするよ、
なんでエンジニアになろうと思ったの?

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こんな現実だったとしても、
エンジニアになるメリットの方が大きいと思ったからだよ!

ここまでいろいろな“現実”をお伝えしてきました。
「大変そうだな…」と思った方もいるかもしれません。

でも、実はそれでも私はエンジニアという仕事を選んで良かったと思っています。
ここでは、そのリアルな理由を3つご紹介します。

考えることが好きなら、最高に楽しい仕事だから

エンジニアの仕事は、常に“どう実現するか”を考える仕事です。

ある要件を満たす方法は一つじゃなく、
コードの書き方も設計の仕方も無数にあります。

  • どうすればもっと綺麗に書けるか?
  • メンテナンスしやすい設計にするには?
  • チームの誰もが理解しやすい構造にできるか?

そうやってベターな選択肢を探していく過程が、エンジニアの醍醐味。

レビューでアドバイスをもらってコードがより良くなる瞬間にも、
学びと成長の喜びがあります。

「考えることが好き」「改善が楽しい」と感じられる人にとっては、
エンジニアはやりがいにあふれた仕事になります。

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自分で考えて書いたコードが
プロダクトになるってワクワクしませんか?

成長がそのまま“成果”につながる実感がある

他の職種だと、「成長した気はするけど、給料は据え置き…」
ということもよくありますよね。

でもエンジニアは、スキルアップが実務に直結する仕事です。

  • 学んだ知識で作業が効率化されたり
  • より良い提案ができるようになったり
  • 技術選定や設計で自分の意見が通ったり

そして何より、成果が“見える形”で残るので評価されやすいんです。

スキルと努力がきちんと報われる。
だからこそ、モチベーションも維持しやすくなります。

さまよい子猫
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きちんと”がんばり”が評価されるのは嬉しいね!

スキルがあれば「選ぶ側」に回れる

エンジニアとして経験を積み、
スキルを磨いていくと、働き方の選択肢が一気に広がります。

  • フリーランスとして案件を自分で選ぶ
  • 副業で複数の仕事を掛け持ちする
  • 自分のキャリアプランに沿った環境に移る

つまり、“会社に決められる側”から“自分で仕事を選ぶ側”になれるんです。

実力をつければ、自分に合った案件で経験を積めて、
さらに市場価値が上がる──

そんな好循環を回していけるのが、
エンジニアという職種の大きな魅力です。

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会社に依存せず働くことができるようになるよ!

まとめ|それでもITエンジニアは挑戦する価値がある

ここまで、ITエンジニアという仕事に対する
“理想と現実のギャップ”を率直にお伝えしてきました。

  • 自由な働き方も、案件や契約によって制限される
  • AIや最新技術ばかりじゃなく、地味な作業も多い
  • スキルは一度覚えればOK…ではなく“学び続ける力”が必要
  • 案件ガチャや現場ごとの文化に振り回されることもある
  • コードだけ書く仕事、なんて実はほぼ存在しない

夢を抱いて飛び込んだあとに、こうした現実に驚く人も少なくありません。

とはいえ──
ITエンジニアという仕事には、たしかに“夢中になれるだけの価値”があります。

  • 考えることが好きな人には、本当に面白い仕事
  • 成長がそのまま成果や評価に直結する
  • スキルがあれば働き方もキャリアも“自分で選べる”

だからこそ、最初にしっかり「現実を知っておくこと」がとても大切です。

 「それでもやってみたい!」と思えたあなたには、
きっとエンジニアとしての素質があります。

私自身もまだまだ勉強中の身ですが、
この業界に飛び込んだからこそ得られたことがたくさんあります。

エンジニアという道に少しでも興味がある方へ、
この記事が何かのきっかけになればうれしいです。


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